裏切られたシンデレラ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ジョシュは実利主義者だった。人生の一大事である結婚ですら、彼にとってはビジネスの一環にすぎない。そんなジョシュに、またとない結婚話が持ちあがった。メディア界を牛耳る大会社の買収に際して、その会社の社長ガウアーの出した条件の一つが、娘との結婚だったのだ。あいにく、ガウアーの娘は、愛のない結婚など認めないタイプらしい。女をなびかせるのならお手のものだと、ジョシュはほくそ笑む。だが、事情を知らない娘、ウェンディに初めて会ったとき、ジョシュはあまりに無垢な純粋さに触れ、罪の意識を覚えた。しかも、ウェンディは会った瞬間、ジョシュに惹かれたように見えた。今さらあとには引けない。それに、彼もウェンディに惹かれていた。しかし、二人が晴れて結婚したあと、最悪のタイミングで、ガウアーとジョシュの密約がウェンディに知れてしまうことに。
モンテカルロの宝石 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
デラは大いなる勘違いをしてしまった。お金持ちのクルーザーの船上ウエイトレスとして雇われたのだがいざ船に乗ると、客たちにありえないサービスを求められ、ようやく自分に割り当てられた仕事が何かに気づいたのだ。デラはいてもたってもいられず、海に飛び込んだ。岸までたどり着いたはいいが、ここはモンテカルロ、助けを求めようにも誰ひとり知る人もいない。「イギリス領事館はどこですか?」びしょぬれのまま道行く人にそう尋ねながら、有名なカジノの前まで来た。「泥棒!」男性の声がして、デラは彼にむんずと腕をつかまれた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ゴードン,ルーシー
雑誌記者として書くことを学び、ウォーレン・ベイティやリチャード・チェンバレン、ロジャー・ムーア、チャールトン・ヘストンなど、世界の著名人にインタビューした経験を持つ。ヴェネチアで偶然、出会った地元の男性と恋に落ち、結婚。現在は夫と三匹の犬とともにイングランド中部で暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
駆け引きは薔薇色 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
実家で経営者兼バーテンダーとして忙しく働く未亡人のマーニーは、久しぶりにひとりで過ごしたくて観光地から外れたメキシコの小さな村へ小旅行に出かけた。慣れない言葉でやっと美しいビーチに家を借りたが初日から嵐の夜とまさかの停電。心細くなっていたところに唯一の隣人が訪ねてきた。それはさっきカフェで会ったスペイン語に堪能な男性だった。美しい金髪、たくましい体、そしてなぜか猜疑心いっぱいの表情。「きみは何者なんだ?なにが狙いだ?」JTと名乗るこの人こそ、いったい何者なの。
内容(「MARC」データベースより)
経営者兼バーテンダーとして働く未亡人のマーニーは、メキシコの小さな村へ小旅行に出かけた。慣れない言葉でやっと美しいビーチに家を借りたが、初日から嵐の夜とまさかの停電。そこへ、隣人の男性が訪ねてきて…。
シークの罠 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
エミリーは砂漠の王国カズバーンへやってきた。兄が作った借金の返済を延ばしてもらうためだ。借金の相手であるプリンスにあと二カ月待ってほしいと伝えたところ、彼は耳を貸そうとせず、すぐにも全額返すよう迫ってきた。踏み倒すつもりはないのに、なぜこうもわからず屋なの?憤慨したエミリーの目の前にプリンスが立ちはだかり、いきなり彼女の髪どめを取った。流れ落ちる金髪に、荒々しく鋭い眼光が向けられる。「君はお兄さんから、女の魅力で迫ってこいと言われたんだろう」エミリーは自分の耳が信じられなかった。
内容(「MARC」データベースより)
エミリーは兄の借金の返済を延ばしてもらうため、砂漠の王国カズバーンへやってきた。しかし、借金の相手であるプリンスはすぐにも全額返すよう迫ったうえ、いきなり彼女の髪どめを取り、荒々しく鋭い眼光を向けた-。
禁じられた約束 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
もう二度と養育係の仕事はしない。あるつらい出来事から、ジャッキーはそう決心していた。ところが知り合いの巧みな言葉にのせられて、小さな女の子を田舎の家まで送り届けるはめになる。そのうえ目指す屋敷に着いてみると、無愛想な男性にすぐさま追い払われてしまった。彼はいったいだれ?なぜこんな横柄な態度をとるの?怒りを覚える一方、ジャッキーは興味を引かれてもいた。魅力的な容姿には似合わない、かたくなで冷ややかな表情。あの男性も私と同じ、傷ついた心をかかえているのかもしれない。
内容(「MARC」データベースより)
もう二度と養育係の仕事はしない。ジャッキーはそう決心していたのに、小さな女の子を田舎の家まで送り届けるはめに。そのうえ目指す屋敷に着いてみると、無愛想な男性にすぐさま追い払われてしまう…。
涙が乾くまで (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「エイミー、お願い、助けてほしいの!」それは、エイミーをつらい過去へと引き戻す声だった。二年前に別れた夫のマイケルが事故にあったことを、彼の姉が電話で知らせてきたのだ。記憶を失ってしまったから、しばらく面倒を見てほしいと。マイケルには二度と会いたくない。悲しみがよみがえるだけ。でも、困っている彼をほうっておくわけにはいかない。エイミーは揺れる心をかかえてマイケルのもとに駆けつけた。彼はエイミーを覚えていなかった。かつて愛した妻だというのに…。エイミーはマイケルの世話をするために、妻のふりをすることにした。二人の離婚のきっかけとなった悲劇を忘れてしまったマイケルは、以前の明るさにあふれ、エイミーを魅了する。また彼に恋をしてしまいそう…。でも、彼が記憶を取り戻したら?それは、あの悲劇がもう一度繰り返されることを意味していた。
今度こそ、逃がさない―恋を大捜査〈1〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
アナベルは探偵事務所の所長に呼ばれて彼のオフィスに向かった。今日は憂鬱な日で、仕事の忙しさで気が紛れるのがありがたい。ところが、彼女がオフィスで目にしたのは紛れもないその憂鬱の種、一年前の今日別れた元婚約者のランド・ダンバートンだった。アナベルは生涯でただ一度経験したつらい恋を思い返した。何もかもが崩れ落ちたあの夜から、生活を立て直すために努力を重ね、ようやく痛手が癒え始めたばかりなのに。めまいに襲われたアナベルに、追い討ちをかけるように所長が言った。「ランドは問題を抱えていて、きみに助けてほしいそうだ」これは単なる捜査の依頼?それともよりを戻そうとする口実?かつてあれほど彼女を危険な仕事から遠ざけようとした、やさしい彼の面影を、アナベルは今のランドに探そうとしていた…。
シンデレラの結婚 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ペタの人生は危機にさらされていた。伯母が残してくれた土地や財産が、従兄に奪われそうなのだ。阻止するには、数日以内にわたしが結婚するしかない。そうすれば財産を無条件で相続できると、遺言書にはある。そんなことは無理だとあきらめかけたとき、ペタは従兄のオフィスが入っているビルのオーナー、マーカス・ベンソンに出会った。彼はどういうわけかペタに興味を持ったらしく、事情を話すと、信じられない言葉を口にした。「だったら、僕と結婚すればいい」。
内容(「MARC」データベースより)
伯母が残してくれた土地や財産を従兄に奪われそうになっているペタ。無条件で相続するには数日以内に結婚するしかない。そんな時に出会った億万長者マーカスは「だったら僕と結婚すればいい」と信じられない言葉を…。
湖畔の休日 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
なんてすてきな先生!ハンサムで落ちついていて有能で…。ジェイムズ卿の診療所の新しい顔、ギフォード医師は、たちまち患者やスタッフの注目の的になる。だけど秘書兼受付係のルイーザだけは、同調して浮かれはしなかった。気まずい出会い方をして以来、先生はわたしを嫌っているみたい。わたしだってなんとも思ってないわ、あんな堅苦しい人。ところが思わぬ事態から、彼女は週に何日かギフォード付きとなり、彼の自宅へ同行してまで仕事をすることになった。ギフォードには婚約者がいた。美しいけれど意地悪なヘレナ。誰が見たって、彼女は先生に全然ふさわしくないわ。ルイーザはギフォードの幸福のためにひと肌脱ぐことにした。彼のことは好きじゃないけれど、と自分に言い訳しながら…。
内容(「MARC」データベースより)
ジェイムズ卿の診療所に新しい医師がやってきた。ハンサムで落ち着きのあるその医師は、たちまち患者やスタッフの注目の的。だけど、ルイーザだけは浮かれはしない。ところが思わぬ事態から彼女は…。
平日だけの恋人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
バーバラは派遣社員。お金を貯めては旅行に行く自由で気ままな暮らしを楽しんでいた。それが、幼なじみのチャールズの仕事を引き受けて生活は一変。彼の臨時秘書として多忙な毎日が始まった!チャールズはソフトウェア会社を興し、ビジネスの世界で成功した切れ者だ。ハンサムな彼の女性関係は華やかで、ガールフレンドはめまぐるしく入れ替わる。誰もがチャールズの言いなりで、逆らう者などいなかった。ただ一人、バーバラを除いては。彼女だけはチャールズを恐れていないように見えた。でも本当は、そんなバーバラにも秘密があった。初めて会った日から、ずっと彼が好きだったという秘密が…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マイルズ,リンダ
アフリカのケニアに生まれる。幼少期をアルゼンチン、ブラジル、ペルーで過ごしたのちイギリスで教育を受けた。乗馬好きで、初めて物語を書いたのは落馬して脚の骨を折った10歳のとき。1年に3カ月は休暇が欲しかったため会社勤めには向かないと思い、自由に世界を飛び回って冒険を繰り広げられるロマンス小説の作家を目指した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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